事例 | トリセツがユーザーの体験を誘導

 

初体験が良ければ、次も買ってくれる

製品やサービスを手に入れたエンドユーザーは、わくわくしながら箱を開けます。
期待通りの価値観のままで商品を使いこなすことができるでしょうか?

商品が完璧であれば、エンドユーザーはよい体験をするはずです。

しかし、メーカーなど商品のリリース元が思うほど、実際にユーザーが使いこなせているとは限りません。

なぜか?

リリース元からエンドユーザーまでは、思った以上に距離も温度差も時間の差もあるのです。
そこによいトリセツがあるかどうかで、成否がきまります。

エンドユーザーの期待値を超えることができるのは、よいトリセツがあることです。

弊社では、エンドユーザーの行動、経験、思考を分析し、トリセツの設計にフィードバックしています。

 

たとえば、
ユーザーの行動を網羅したマニュアルがあれば、ユーザーはスムーズに製品やサービスを利用できる

弊社で制作したマニュアルの一つをご紹介します。

サイボウズ株式会社さんの(オフィシャル) kintone導入ガイドブックを2019年に制作させていただきました。

 

kintone(キントーン)は、開発の知識がなくても自社の業務に合わせたシステムをかんたんに作成できる、サイボウズのクラウドサービスです。業務アプリを直感的に作成でき、チーム内で共有して使えます。
社員間のつながりを活性化する社内SNSとしての機能も備えているため、スピーディーに情報共有ができます。

クラウドサービスは、ある程度のソフトウェアや製品の知識がないと製品導入が難しく、製品の良さを感じにくくなり、結果的にサービスの離脱率が高くなってしまいます。

弊社ではユーザーに十分な知識がなくても導入がしやすくなるように「kintone導入ガイドブック」を制作させていただきました。
企業で仕事で使う製品を導入したいと思うユーザーは、「お試し」「導入計画」「仲間を巻き込む」「上司を説得」「社内で広げる」というステップを経験することになります。

一度も製品を触ったことがないユーザーは、このステップがあることすら分からず、導入に困ってしまいます。

そこで弊社では、ユーザーがこれから経験するステップを明確にとらえ、やるべきことを見える化して自分事に捉えていただくために、書き込みが可能なガイドブックを企画・提案・制作させていただきました。

表紙をめくった最初にあるページは、カスタマーエクスペリエンス(CX)の考え方を活かしたUXD、上半分が「ストーリーや行程(カスタマージャーニーマップ)」、下半分が「ユーザー体験や自分ごとにしてもらえるツール(UX)」になっています。

 

制作中はサイボウズさんにもご協力いただき、情報の収集や整理を十分に行い、見た目も親しみやすいイラストを用い、B5サイズ60ページのガイドブックを制作いたしました。

 

kintone導入ガイドブックのデータはこちら

 

※ご参考

  • 制作期間 約6.5ヵ月(企画~初稿で4ヵ月、初稿~印刷物制作で2.5ヵ月)
  • 仕様 B5サイズ、フルカラー、60ページ、InDesign+Illustratorにて制作
  • 弊社リソース 1.5名

弊社ではユーザー体験を活かし、効果を最大化するコンテンツを作成できます。

ぜひご相談ください!

 

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